じんだん
置賜盆地を治めた伊達政宗が愛した「ずんだ餅」
それを食べやすく縁起のよい餡にした故郷の味
Google画像検索より
“じんだん”とは、枝豆をすりつぶして作る餡のことです。
大江がある山形県置賜地方で主に食べられています。
ご家庭では、正月のお餅にまぶしたり、お供物の団子にまぶして使用するのが一般的です。
これを特に好んで食したのは、山形県置賜地方を治めた戦国大名・伊達政宗公と言われ、
他の戦国大名に故郷の味として振る舞ったとも言われています。
伊達家が治めた地方によって、この“じんだん”の呼び方は少しづつ違っており
宮城方面では“ずんだ”と呼ばれ、福島方面では“じんだ”と呼ばれるそうです。
もしかしたら、使い方に応じて呼び方が変わったのかもしれませんが、今は定かではありません。
大江では、この“じんだん”を使って目出度く縁起のよい“饅頭”や“大福”で
元祖・じんだん饅頭と元祖・じんだん大福として郷土和菓子を生み出し
創業以来、この地域の皆様にお土産品やお茶うけの品として愛され続けています。
畑の肉と呼ばれる豆
栄養価が高いじんだん饅頭
山形県では昔から豆の栽培と豆料理が盛んな地域です。
豆は、タンパク質が豊富で
冬の厳しいこの地域で重宝された栄養食材です。
じんだんは、茹でた豆をすりつぶして
砂糖と塩を加えたシンプルな餡です。
シンプルだからこそ、作り方で味や香りに差が出ます。
大江では、日本一と呼ばれる山形県産だだちゃ豆を使用し
丁寧な下処理と企業秘密の配合とタイミングで
じんだん餡を作っています。
大人から子供まで美味しく食べていただけるのが
元祖・じんだん饅頭です。